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Thu, 17 Aug 2006

自家製ぼかし肥作成途中経過

コメント(0) | 執筆:2006年08月17日 木曜日 08:47 | 分類: 田舎暮らし » 開墾と菜園 | 編集

8/10・11の2回に分けて計4箱=約50リットルのぼかし肥の試作を開始しました。

約50度まで発熱→臭い発生→臭い減少→チェック→水分減少→水分追加&撹拌→約50度まで発熱・・・とその日の気温等にもよりますが1日〜2日のペースでメンテナンスを繰り返した結果、昨晩を最後に発熱が完了し今朝(8/17)、とうとうほぼ完成したようです。教科書通り、丁度1週間でした。

発酵熱が減ると水分の蒸発も減ったようです。最後の熟成のため、表面が乾燥していたのでジョウロで水を掛けていつも通りよーっく 撹拌しましたが、いつもよりはちょっとだけ乾燥気味にしてみました。どうしても発泡スチロールの容器に接してる部分が汗をかいて水分過多になりやすいので、このまま2〜3日に1回ほどかきまぜながら1週間ほど様子を見れば完成だと思います。

今思えば、夏場で醗酵が早くよく発熱し、水分の蒸発が激しく、それが臭いがきつかった最大の原因かなっと思います。微生物の働きで窒素と酸素が結合して発生したアンモニアが水に溶け、そのアンモニア水が蒸発してしまったのが臭いの元のような気がします。ってことは、本来は窒素分がアンモニア=無機体としてぼかし肥に残って欲しかったのが蒸発している訳ですから、肥料としての窒素が減少していることになります。やはり、夏場の作成は控えるべきだと感じました。

それから、今回は思いつきで材料を収集して開始したので、鶏糞は粒になった固形のものしか入手できませんでした。が、これは畑にまく時には都合がいいですが、ぼかし肥作りには向いてません。どうしても固形が最後まで残ってしまい、発熱がほぼ終わった今でも多少原型をとどめています。涼しい季節だと内部まで醗酵せずあまり発熱しなかったかったり、完全にぼかし肥にならなかったかも知れません。これからぼかし肥を作られる方は、なるべく粉状のものを入手される事をオススメします。もっとも、もっと大規模に山積みにして作られる方(普通の方法)だと、水分も安定するので固形でも大丈夫だと思います。

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