Enkai-Net  btuの毎日を綴ります アクセス数:046723回
 日誌(HOME)
ページ: | 投稿

Thu, 17 May 2007

自然公園:ロープの末端処理

コメント(0) | 執筆:2007年05月17日 木曜日 22:00 | 分類: 田舎暮らし » 外構DIY | 編集

道路沿いの荒れ地を自然公園風に整備しつつ、敷地境界を明確にするため、丸太とロープで柵を作ることにしました。この方法だとロープの長さを自由に決められることから、既製の柵を使った時みたいに柱を立てる位置が制限されずに済むメリットもあります。丁度良い位置に先に丸太を立ててしまい、その幅に合わせてロープを作るだけです。ロープは軽いですから、柱のスパン(間隔)を割と広めに取ることも出来ます。

ロープの末端処理を色々悩んで荷造り用の紐を使って勉強し、「もやい結び」や「エイトノット」などを試したのですが簡単だけどイマイチ美しくない。そんな中で、ネットで検索して見つけたのが「アイスプライス」と言う末端に輪を作って編み込んでしまう方法。早速、荷造りの紐で練習の結果、コツさえつかめればそんなに難しくなく、末端を編み込んでしまうので非常に美しく仕上がることがわかりました。即、採用です!

備忘録として、ここに方法を記します。

ロープを切って新しいきれいな切断面を作ります。

末端からほぐして、よりを戻していきます。

編み込む時に先端がバラバラになってしまわないよう、テープで貼っておくと後の作業が楽になります。

編み込むと縮んでしまうので、多めにほぐしておきます。ロープの太さにもよると思いますが、私が使用した太さ6mmの3本打ちのビニロンロープだと20〜30cmぐらいが妥当でした。

輪の位置を決めたらロープを折って、ほぐした先端をロープの途中に差し込みます。

先端を3本とも差し込んだら、ぐーっと最後まで引きます。

3本の差し込む順番は、最後まで引いたときに一番美しくなる順番です。よりを戻した時に、一番短くなったものから内側に差し込んでいく感じです。(伝わるかな?)

順に編み戻していきますが、きれいに編むコツは、差し込んだときにクロスした元のロープの相手とのペアを崩さず、常に同じ2本を撚っていく感じで編み込んでいくことです。

クロスした相手を編み込んで、クロスした相手を編み込んで・・・と続けます。



10cmほど編み込めたら余った部分を切り落とします。先端が目立たないよう根本で切ると綺麗ですが、そうするとせっかく編んだの先端がすぐにほぐれてしまいます。私は切り落とした後、木工用ボンドで先端部分がほぐれないように固めてしまいました。乾くと透明になるし、手でなじませるようにするとある程度ロープに染みこんで編み込みが強固になりました。


実際に、柵として丸太に固定している部分です。丸太は垂直に40cmほど穴を掘って埋め、真鍮のフックでロープをかけられるようにしました。これだと、庭の作業の都合で一時的に外したい時に外せるので便利です。普段外さない部分はピンと張って上下2重にし、出入り口になる部分は緩く1重にすることでメリハリを付けてみました。ロープを編み込むと必ず縮むので、あまりギリギリの長さで決めると掛ける時に苦労することになります。ちょっとだけ長めに作るのよいようです。

コメント


コメント記入

 
お名前:
URL/Email: [http://... or mailto:you@wherever] (空欄可)
題名: (空欄可)
コメント:
次回のために名前とアドレスを保存する

| 投稿