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恵みの雨

コメント(0) | 執筆:2006年06月16日 火曜日 08:20 | 分類: 田舎暮らし » 開墾と菜園 | 編集

昨日は一日中嫌な雨でした。朝からの雨でジメジメしてるし、夜は大雨で車の運転が怖い程でした。この雨では大変な思いをしている地方もあるようで、テレビのニュースで見て心配しています。

昔から雨が嫌いで、あまりいい思いをした記憶がない...っつうか嫌な思いしかないのですが、今年に限っては「恵みの雨」っと言う言葉を実感しています。

小さな庭の片隅にアスパラやトマトなど所狭しと植えているのですが、これが一雨ごとにグングン大きくなるんですよね。毎日朝晩2回チェックして、乾燥するとジョウロで水やりをしているんですが、やはり天然の雨が一番いいようで、一日雨が降ると背丈や実の大きさがグンっっとびっくりするぐらい大きくなります。

また山林の開拓地では水やりなどほとんど出来ないのですが、今年の雨の多さで順調に苗が育っているようです。とうもろこし・枝豆など去年はいつの間にか消滅してしまったものも、今年は見る度に大きくなって楽しくなってきました。長年嫌いだった雨ですが、今年は雨が降る度に嬉しくなってしまいます。

保水性があって水はけのよい土

コメント(0) | 執筆:2006年05月22日 月曜日 22:00 | 分類: 田舎暮らし » 開墾と菜園 | 編集

園芸の本を読んでいると、「保水性があって水はけのよい土」っと言う言葉がよく出てきます。園芸の本には土の団粒化など、詳しい構造が書かれていて知識としてはなんとなくわかっても、やっぱり理解に苦しみます。

ホームセンターをうろついていると、1袋200円の家庭菜園用土を発見し、試しに育苗用に購入してみました。今までは針の山林まで取りに行ってフルイに掛けて使ってたのですが、200円だったらガソリン代より安いからです。

育苗ポッドに詰めて種を蒔き、水やりすると違いは一目瞭然!「保水性があって水はけのよい土」でした。百聞は一見にしかずです。ジョウロの水がさっとひき、余分な水はすぐに底の穴から出てきます。なおかつ、必要な水分はしっかりと保ち、何日も乾燥する事はありません。我が家の庭の土を使うと、水はけが悪いのにすぐに乾くので、全く正反対でした。

教科書にしている「30坪の自給菜園」っと言う本にも書いてあったのですが、土の少ない育苗トレイでは、購入した土を使うのがベストのようです。苗が出来なくては、何も始められませんので!

とうもろこし・枝豆・さつまいも植付

コメント(0) | 執筆:2006年05月14日 日曜日 22:00 | 分類: 田舎暮らし » 開墾と菜園 | 編集

プラグトレイを使って自宅で育苗したとうもろこしと枝豆を植え付けました。

種まきはまだ寒さが残る時期だったので発芽までリビングで見守り、発芽後に透明のビニールを掛けて保温して庭の日当たりのいい場所に置きます。トレイは土が少ないので、外に出してからは毎日朝晩チェックし、多い日には2度水やりしたこともありました。

トレイ全体に根が周って根鉢の状態になった頃が植え付け時期と本で読みましたが、トレイが黒いので根の状態は外から見えません。そこで、苗同士の葉が当たって苦しそうになったころを見計らって、苗の植え付け時期としました。偶然にも、根鉢が出来て丁度いい時期だったようです。根鉢が出来ると、苗をトレイから抜いても土が崩れません。抜きにくい時は、裏の穴から棒でつつくとスポッと苗が抜けます。

とうもろこしは1畝に2列に植える2条植えにし、枝豆は1条植えとします。それぞれ、60穴に1粒づつ種をまいて育苗しましたが、発芽しなかったり途中水やりの遅れなどの失敗で枯れたりし、結果的には約5mの畝に丁度よい数となりました。


ホームセンターで購入したさつまいもの苗も植え付けました。1週間程前に購入したのですが、植える事が出来なかったので玄関先で水につけておいたら、少し根が出てきました。水栽培でも少し育ったようで、さつまいもの生命力には驚かされます。

畝の中央に溝を作り、そこに30cm間隔で苗を並べます。次に、先端部が外に出る様に茎に土をかけて埋めていきます。葉の付け根部分から根が出てイモがつくので、茎を埋めて葉が土から出る様にします。

他の畑の様子

自然薯(じねんじょ)の芽が出てました(写真)!初めて見るので正常な状態なのかどうかもわかりませんが、ちょっと嬉しいです。ジャガイモも少し育っているようですが、生姜はまだ芽が出ていません。

秋植えの他の作物は壊滅状態です。えんどう豆は冬は越したものの、育つことが出来ずに消滅してしまいました。にんにくは冬が越せず瀕死の状態、たまねぎも玉が育たず大きくなりません。雪が積もり土が凍結したのが悪かったのか、冬に水が足らず枯死したのか、原因はまだよくわかりません。考えられることとしては、堆肥など土壌の力が足らなかった、堆肥マルチ・敷ワラマルチなどの積雪からの保護がなかったこと、ビニールマルチなどの保温・保湿資材がなかったことなどが思いつきます。とにかく簡単に言えば、勉強不足と世話不足なんでしょうね。来年はもっとがんばりたいと思います。

自宅庭のミニ菜園では、4年越しのアスパラが豊作となっています。毎年少しずつ大きなものが収穫出来る様になってきたものの、量も大きさも貧弱でした。ところが今年は急に立派になり、直径1cm強の芽が次々と出ており、毎日3本づつぐらい収穫を続けて既に30本ぐらいは食べたと思います。また、春きゃべつのつもりで種から育成して遅れていたキャベツ、ホームセンターで購入したキュウリ・ナス・トマト、山林と同時期に植えたジャガイモも順調に育っているようです。片隅に植えた、葉大根・小松菜もそろそろ収穫時期です。

山林の畑に比べると順調な家庭ミニ菜園ですが、8年経って土が出来てきたこと、水やりや害虫退治などの世話を毎日していることがいいのでしょう。なんとかこの経験を、開拓地でも生かしたいと思います。

とうもろこし・枝豆育苗

コメント(0) | 執筆:2006年04月16日 日曜日 21:29 | 分類: 田舎暮らし » 開墾と菜園 | 編集

この週末は小雨模様、そろそろとうもろこしと枝豆の種を蒔かなくては・・・っと考えながらもなかなか開拓地へは行けません。そこで、以前から考えていた自宅庭での育苗に再チャレンジすることにしました。

今回は、シーズン前から教科書代わりに熟読している30坪の自給菜園と言う本に出ている方法で、プラグトレイ育苗にチャレンジです。これは、普通の育苗ポットよりかなり小さく、多数が連結された形のポットで、普通の育苗トレイサイズのプラ板をプレス成形して作られ、その穴の数で1つの穴のサイズを表します。つまり、「200穴」と言えば、普通の育苗トレイサイズで200本の育苗が出来る小さなポットっと言う訳です(1穴あたり2.2cm四方×深さ3.5cm)。これを使うメリットは、2週間程度で揃って植え付け可能なサイズに成長しその間に畑の準備が並行して出来ます。また小さいから管理が簡単になります。

200穴では使いにくいですから、我が家では30穴ごとに鋏で切って分割しました。これは、6mの畝に30cmおきに植えたら20本の苗が必要、予備も含めると1本の畝に30本の苗がちょうどよいからです。そのトレイに家庭菜園の土をふるいを通して土をかけ、すり切り一杯にした後、同じサイズのトレイを上から重ねて押さえて土を押さえつけます。そうして出来た穴に種を1つずつ並べます(写真の状態)。その後、もう一度同じ方法ですり切り一杯に土を入れてしっかり押さえつけ、それからもう一度すり切りいっぱいにし、ジョウロで水やりをします。

この方法で、とうもろこしと枝豆の苗をそれぞれ、畝1本×2条分、合計120本の苗の育苗にチャレンジです。120本の苗でも普通サイズの育苗トレイに楽に入るサイズで持ち運びも便利ですから、日当たりのいいエアコン室外機の上に乗せ、さらに透明ビニール袋を鋏で切って開いたシートを上に乗せてビニールマルチとしました。

トレイを買うついでに、妻の希望で夏野菜の苗も購入し、庭の片隅に植えました。写真は左から順に、トマト・きゅうり・なす・プチトマトです。手前の左半分は、三寸人参の種を植えています。

反響ありがとうございます

コメント(0) | 執筆:2006年04月11日 火曜日 22:00 | 分類: 田舎暮らし » 開墾と菜園 | 編集

山林の開墾を始めて約1年。試行錯誤の記録を備忘録として綴ってきた訳ですが、先日、わりと近くの方から問い合わせっと言う形でメールを頂きました。

菜園関係のメールは初めて頂いたのですが、私と環境は違うものの御苦労なさっている様子をお聞き出来、私ももっと頑張ろうっという気持ちになりました。私とは逆に早く植えすぎて失敗されたとか、種は育苗してから植え付けてられているとか、参考になるお話も伺う事が出来ました。

思えば、ホームページをブログ形式に変更してからちょうど2年になります。その時々で気になる事を綴っていますが、「1年前はどうやって植え付けて失敗した」など失敗の記録が後の自分や検索して訪れて下さる方のタメになるんですね。「失敗は成功の元」ではないですが、今後も、失敗の記録を綴っていくっと言うスタンスで続けていきたいと思います。

草木灰・くん炭を作るということ

コメント(0) | 執筆:2006年03月26日 日曜日 23:10 | 分類: 田舎暮らし » 開墾と菜園 | 編集

草木灰やくん炭はいずれも良質な土壌改良材であり、また肥料でもあります。酸性土壌の修正や古くなった用土の再生、またカリや微量要素の補給などの効能があります。昔から畑の片隅で作られており、市販されている「もみがらクン炭」は稲刈り後の田んぼで燻蒸して作っているのと同じモノです。

作り方は簡単で、草木を燃やした炭が草木灰、燃やさずに燻蒸した炭がクン炭です。我が農園では、山を開墾して出た切株や根・草を燃やし、残った白や黒の灰・炭が混ざったものを草木灰やクン炭としてそのまま開墾地に投入しています。廃棄物がそのまま良質の土壌改良材兼肥料となるのですから、こんな都合のいい事はありません。

私が燃やしていると、前出の元農家氏が「火を消さずに燃やしておけば、いい肥料になるよ、石灰の代わりになるよ」っと教えてくれました。農家の方は、理屈でなく経験で知ってるんでしょうね。

ところが近年、環境汚染が問題となり、野焼きが禁止になってしまいました。低温で塩化ビニルを燃やすと猛毒のダイオキシンが発生するため家庭でゴミを燃やす事も禁止で、高温で燃えるように設計された焼却炉を購入し利用する必要があります。いづれにせよ、住宅地で一斗缶を使い、黒煙を上げてゴミを燃やせば近所迷惑であることは明かで、簡単に「燃やして肥料を作ろう」っと言う訳にはいかなくなりました(私が小さい頃は、どこの庭先でも一斗缶で庭木の剪定ゴミを燃やしていたんですが)。もちろん例外規定もあって、「農業・林業または漁業を営むためにやむを得ないものとして行われる廃棄物の焼却(例:農業者が行う稲わら・みかん剪定枝等の焼却、林業者が行う 伐採した枝等の焼却)」とされており、山奥で小さな農園を作っている我が家は、一応罰せられる事はないようです。

一律に野焼きを禁止することも必要だと思うし、また禁止された事を知っている方も多いと思います。しかし、「何故禁止されたのか」「何故農業従事者が燃やすのか」「何をどう燃やしたら危険物質が発生するのか」周知されてらず、理解されてない方も多いのではないでしょうか。私が山を開墾し、利用価値のない切株や大きな木の根・笹などの雑草を不要物として廃棄すると、大量のゴミとなって焼却処分され、灰は産業廃棄物として埋め立て処分されます。しかし、自分で使うために管理して燃やせば、良質な肥料としてリサイクルされるのです。農業従事者の方が田んぼでもみ殻を燻蒸しているのも、「くさい臭いを出して燃やしている」のではなく「もみ殻を肥料にリサイクルしている」と理解すれば、見る目が変わるのではないでしょうか。少なくとも私には、うらやましくて仕方がありません。

もちろん、肥料が入っていたビニールの袋を同時に燃やせば植物にとって有害となりますから、絶対に燃やしてはいけません。ダイオキシンを発生するのはビニール(塩ビ=塩化ビニル)ですが、ポリの袋・種の袋などコーティングされた紙・カラー印刷された紙なども有害物質が出る可能性がありますから、自治体のゴミ収集に出すのが賢明だし、マナーだと思います。

生姜・自然薯植え付け

コメント(0) | 執筆:2006年03月26日 日曜日 23:00 | 分類: 田舎暮らし » 開墾と菜園 | 編集

やっと春らしくなり、田舎暮らし予定地も暖かくなってきましたが、桜の蕾はまだまだ堅いようです。針の標高は約470mですから、ちょっとした山の気候になるようですね。夏でも日陰だとクーラーがいらないぐらい涼しいですから。

生姜や自然薯は発芽温度が高く、針ではまだ植え付けられないのですが、暖かくなるのを待つと栽培期間が短くて大きく育たないと考え、ポリマルチ栽培にチャレンジする事にしました。ポリマルチに代わる安価な自然資材を探したけど見つからず、「自然に帰らないビニール製品で栽培する」っと言うちょっとポリシーに反した行為です。既に化成肥料も使ってますが、これもポリシーには反してます。本当は、もみ殻クン炭など自然資材のマルチがいいのですが・・・

まず、自然薯の畝を作りました。短形の自然薯ですが、一応(多分)土の下に伸びていくイモなので、少し高めの畝にして畝の上の方に植えるようにします。

次に生姜ですが、生姜は種生姜の上に芽が出て新生姜が出来るので、低い畝に溝を作り、溝に穴を掘って畝の底に植える感じにします。成長と共に土寄せを行い、新生姜を育つ場所を確保するためです。

今回は、自然薯10本と生姜2kgを用意しました。自然薯はそのまま植え、生姜は50〜100gに手で割って植えます。植え付け間隔は共に30cmなので、自然薯は3m、生姜は30個に割ったので9mの畝が必要になります。新しい畝の長さは6mなので2本用意し、自然薯が0.5本、生姜が1.5本としました。写真の左奥が自然薯用の畝です。

ポリマルチは95cm幅の透明を購入しました(200m巻で1200円程)。黒の幅広(120cmぐらい)がよく使われているようですが、透明=地温を上げる、黒=雑草を抑えるのが目的ですから、我が家には透明が向いています。また、中が見えるのも安心です。

畝を覆うようにかけたあと、一緒に買ったT字型の専用の押さえ治具を何カ所かに突き刺して飛ばないようにします。本来は石や土を乗せるだけでいいのですが、ちょっと手抜き・・・プラスチック製で軽いし、随分楽でした。その後、種芋を仮置きして位置を決め、植え付ける位置にカッターで十字に穴を空けながら植えました。

作業が終わった後、近くで建設作業をしていた「元農家」氏が話しかけて来たので伺うと、やはり針では夏野菜の育ちは悪いようで、ポリマルチは必需品だそうです。「昔はタバコを栽培していたけど、霜が降り始めたらたら夜中に大騒ぎして紙を乗せて回ったもんだぁ。」「とにかく芽が出んことにはどないもならんからなぁ」とのことで、元農家のお墨付きを頂いてちょっと嬉しかったです。

本当は完全に自力の自然派菜園を目指したく、開墾も自力、栽培も鶏糞のみ購入して、敷地内で確保した腐葉土と草木灰での栽培をしていましたが、収穫が出来なくては元も子もない。購入した苦土石灰と堆肥で土作りを行い、またポリマルチで地温確保と乾燥防止を行い、収穫の楽しみを感じることが先だと言う考えに変わってきました。その中で、徐々に色々な事にチャレンジして自分スタイルを見つければいいのかなっと思います。

元農家氏も「色々と試してみるといいよ、ビニールを掛けてるのと掛けてないのを作って比べてみるとか、そうしていい方法を見つけたらいいんだ」って言ってくれました。

土作り

コメント(0) | 執筆:2006年03月23日 木曜日 08:27 | 分類: 田舎暮らし » 開墾と菜園 | 編集

去年の3月に山林の開墾開始をしてから、色々な作物の栽培にチャレンジしてきましたが、イモ類は最低限の収穫は確保出来たものの不作、タネをまく種類の作物にいたっては芽が出ない、芽が出てもその後の発育不良と全滅状態でした。

開墾開始が遅く、全体的に植え付け・種まきの時期が遅かった事が大きな原因と考えていたのですが、色々と調べるとどうも土作りに原因がありそうなことがわかってきました。

まず、開墾している山林の表面は腐葉土に覆われていますが、雑草が少なくやせた土地のようです。赤松や桧の植樹林で広葉樹の落ち葉が少ないのが原因かも知れませんが、詳しい事はわかりません。また、腐葉土にはほとんど肥料成分がないのですが、そのことを理解していなかった勉強不足もあるようです。開墾時に鶏糞を全面にまぜこんでいますが、これだけでは土壌微生物も足りず充分な養分になれないようです。このことは、種芋から育てるジャガイモ・ショウガしか育たなかったことからもわかります。

次に、酸性土であること。随分前に持ち帰った土しか調べてないので厳密にはわかりませんが、pH6.0以下であることは間違いないようです。日本の土壌は雨が多くカルシウム(石灰質)が流れてしまい ほぼ全てが弱酸性なのだそうですが、松の葉の腐葉土はさらに強い酸性となるようです。多くの植物が育つのはph6.5程度の弱酸性〜中性だそうで、pH6.0→pH6.5に中和するには1平米あたり石灰を100g程度投入する必要があるらしいです。これを我が家の開墾地に換算すると、幅0.75m×長さ5m×11本として41平米、最低でも4kgは必要であることがわかります。実際にまいた量は開墾時にうっすらとまいた程度で1kg程度、全く足りないようです。

とにかく不作の原因は勉強不足にあったようで、今期の新たな開拓地から、リベンジのため見よう見まねで土作りを開始しています。0.8m×6m×3本=14.4平米(4.3坪)の土作りを紹介します。(まだ植えてないので正しいかどうかはわかりません)

開墾

カチカチにしまった土を掘って、ほぐします。この時、木の根や石を取り除きますが、この作業が一番大変です。クワを入れては当たる、取り除く、の繰り返しで延べ4日は掛かっています。

土作りの準備

この場所は大きな切株を機械で取り除いてもらったのですが、何故か表面の腐葉土までなくなってしまってます(保存するように頼んだのにっ!)。赤土を機械に踏みしめられかなり堅く排水性も悪いので、周囲から大量の腐葉土を集めて投入し、混ぜ込みながらよく耕します。この作業に1日かかりました。

土の中和

本来はマグネシウムを含んだ苦土石灰がいいのですが、酸性度が強い事を見越してアルカリ分の多い消石灰を1kg、それと苦土石灰500g程度を全面にまき、よく混ぜ込みます。その後、1週間は寝かします。この寝かすことが大事で、同時に堆肥や肥料を混ぜると窒素分がアンモニアとなって逃げてしまいます。本来は、pHメータを使って酸性度を調べてから石灰の投入量を決めます。また、1週間後にもう一度調べる必要もあります。

堆肥の投入

40リットルの堆肥(馬糞)を2袋投入し、さらに周囲から腐葉土を大量に集めて投入しました。この作業は、畑の基盤となる土壌を作る大事な作業です。堆肥は本来4〜8袋は必要なのですが、不足分を自然の腐葉土で補うため、何回もバケツで運びました。また、同時に元肥として、市のゴミ処理施設から頂いた堆肥肥料、鶏糞、少量の化成肥料を混ぜ込みました。堆肥肥料と鶏糞はうっすら、化成肥料はパラパラと全面にまいています。朝から晩までまる1日かかり、翌日は大変な筋肉痛になりました。

とりあえず現状はここまで。4月になるとショウガと山芋を植える予定になっています。

梅の木栽培

コメント(0) | 執筆:2006年02月26日 日曜日 22:00 | 分類: 田舎暮らし » 開墾と菜園 | 編集

会社の知人が自宅で梅の木を増やしていると聞き、興味津々で話していると「余っているのがあるからあげるで」と言ってくれていました。植え替えの季節になったので知人の家に遊びに行き、苗をもらってきました。

親戚の家にある木で採れた種から育てているらしく、3年目ですが1mほどの立派な苗木です。枝を増やすために先端を落としてあるので、実際には2m近くにもなったそうです。「すごい、こんなに育つんだー」っと感動しながらも、3本も頂き、早速田舎暮らし予定地に植樹しました。

梅は本来は種から育てることが出来るんですが、最近は園芸品種が増えて接ぎ木で増やすことが多いらしいです。その方は剪定した梅の木の先端部をもらって挿し木にも挑戦してらっしゃって、2年ほどの苗が30cmほどに育ち、小さなつぼみを付けていました。種の方が大きく育つのは早いのですがつぼみはまだなし、挿し木は小さいながらも花が咲きそうです。この特性を生かし、種を植えてある程度育って根が張った苗に接ぎ木をするのが効率がいい増やし方なんでしょうね。

その方は他にも色々な木を増やすことに挑戦されていました。私も見習って、色々やってみよう・・・。

エンジン始動!

コメント(0) | 執筆:2006年02月19日 日曜日 23:00 | 分類: 田舎暮らし » 開墾と菜園 | 編集

冬の間、停止していた田舎暮らし予定地での活動ですが、「厳しい寒さが終わって週末から暖かくなる」との天気予報を受けて、活動再開しました。

まずは春じゃがいもの植え付け。去年は3kgと買い過ぎて植え過ぎて失敗したので、今年は2kg購入しました。畝は5m×3本で、種芋は30gに切って植えますから、「15m(畝の長さ)÷30cm(植付間隔)×30g=1.5kg」の計算となり、残ったら庭に植えることにします。(去年ももっと勉強してから購入すればよかった・・・)

奈良県内で一番寒いと言われる(?)針(地名です)も、寒さの峠が過ぎて外に出られる気温になっていて、作業をしていると暑いぐらいです。先週までは雪が積もっていたのでえらい違いですが、それでも朝にバケツから取り出した氷は夕方になっても溶けませんでした。年末に雨水を集めるタライを見たら全部が完全に氷でしたが、今日は厚さ1cmぐらい。これって冬の間ずっと凍ったまま溶けないってこと?

とにかく、畝3本分を整備してじゃがいもの植え付け。それと、畑に柵をつけたり、新しい畑を作る準備をするなど、畑の整備も並行して行い、久々の作業は朝から夕方までに及びました。


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